WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
井上尚弥VSワルリト・パレナス
さすがに怪物と言われるだけある!
これほどまでに強くて上手い日本人ボクサーは今まで見た事がない。
22歳にして既にボクシングが完成している。
パンチ力・スピード・テクニック・・・全てが揃っている。
常に一定の距離を保ち自分の空間の中でボクシングをしている。
鋭いステップイン、打った後のステップアウトがスムーズ。
そしてここぞと言う時の大きな踏込と強打!
もう、センスの塊。
ノニト・ドネアと比べても見劣りする事はない。
むしろドネアよりもコンパクトで強いパンチが打てる。
今回の挑戦者はランキング1位でKO率も高かったが、6敗もしているし強さと言う点では未知数であったので、圧勝して当然だったかも知れないし、井上だったからこそ圧勝出来たという事も言える。
近い将来、ローマン・ゴンザレスとの対決が実現するであろうが、ひょっとして勝てるかも知れない!と思わせるほどに見事なKO勝利だった。