2008年12月6日。
9ヶ月前まではスーパーフェザー級を主戦場としていたマニー・パッキャオが3階級を上げ、オスカー・デ・ラ・ホーヤとウェルター級で激突。
「The DREAM MATCH」と銘打たれてはいたが、その裏では世紀のミスマッチとも揶揄されていた。
誰もがオスカー・デ・ラ・ホーヤの圧勝を疑わなかった。
私もその一人。
だがふたを開けてみれば、初回からパッキャオが主導権を握り、何とまさかの8ラウンド終了TKO勝利!
2009年5月2日。
まるで戦車の様なパワーファイターであるリッキー・ハットンと対戦。
ハットンの馬力の前に成す術がないだろうと思っていた・・・・が、2ラウンドKO勝利!
しかも左の一撃で相手は失神KO・・・。
2009年11月14日。
技巧派でもありパワーも兼ね備えたミゲール・コットとの戦い。
この試合もパッキャオが負けると思っていた。
が、中盤からはパッキャオが一方的に打ちまくる展開で12ラウンドTKO勝利。
パッキャオが 強烈なオーラを身に纏っている と感じ始めたのは、この試合で勝利した時からだった。
その後も
アントニオ・マルガリート
シェーン・モズリー
ファン・マヌエル・マルケス
ブランドン・リオス
ティモシー・ブラッドリー
クリス・アルジェリ
と、強豪を次々と撃破。
そして2015年5月2日、スピードと鉄壁の防御テクニックを誇る無敗の5階級制覇チャンピオンであるフロイド・メイウェザー・ジュニアとの対戦が決定。
「時空を超える」とも形容されるほどの圧倒的なスピードで相手を翻弄するフロイド・メイウェザー・ジュニア。
巷ではフロイド・メイウェザー・ジュニアの判定勝ちとの予想が大多数だが、私は期待も込めてマニー・パッキャオのKO勝ちを予想する。
例え天才メイウェザーでも、パッキャオが時折放つあの変則的なパンチの出どころや軌道は読めないのではないか?
超人的で無尽蔵なスタミナを武器に1ラウンドからガンガン打ち込み、中盤から終盤にかけてスタミナの落ちたメイウェザーを仕留めるのではないかと。
「地球が揺れる日」
今世紀最大の一戦。
誰もが待ち望んでいた試合。
6階級制覇チャンピオン・マニー・パッキャオ VS 無敗の5階級制覇チャンピオン・フロイド・メイウェザー・ジュニア。
日本時間5月3日(日)午前10:00~WOWOWで生中継。
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